2011年5月21日土曜日

醍醐寺 <世界遺産 国宝>

2011年5月19日に参拝しました。

京阪醍醐駅から住宅地の中の上り坂を10分ほど歩いて総門が見えてきました。
この坂だけでちょっとヘバッテしまいました。これはイカン!

総門

醍醐寺は真言宗醍醐派総本山の寺院で、山号を醍醐山(深雪山とも)と称します。本尊は薬師如来で、開基(創立者)は理源大師聖宝(しょうぼう)です。伏見区東方に広がる醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内をもつ寺院で、山上を上醍醐、山下を下醍醐と呼んでいます。豊臣秀吉による「醍醐の花見」の行われた地として有名です。

総門から真っ直ぐ東(山側)に向うと西大門に着きました。
西大門は慶長10年(1605)、豊臣秀頼により再建されたものです。

西大門

ここで拝観料(2ヵ所)1000円を支払いました。ここが下醍醐の入り口になります。
門を入ると新緑の参道が続きます。すがすがしい感じです。

参道

新緑のトンネルを越えて右に曲がると清滝宮があります。醍醐寺の鎮守社です。
本殿は慶長4年(1599年)建立で重文です。

清滝宮 本殿

清滝宮の東側に国宝の五重塔があります。
五重塔は天暦5年(951年)建立されました。総高は38メートルで、うち相輪部が12.8メートルもあり、全体の3割以上を占めています。天正13年(1585年)の地震で一部の軒が垂れ下がるなどの甚大な被害を受け、豊臣秀吉の援助で慶長3年(1597年)に修理が完成しました。京都に残る数少ない平安時代建築として貴重です。
屋根は下層ほど大きくなり安定感がありますが、反面聳え立つような感じはしません。

五重塔

五重塔の北側には国宝の金堂があります。
金堂は豊臣秀吉の発願により紀州から移築再興されたもので、慶長5年(1600年)秀頼の時代に完成しました。入母屋造本瓦葺き。正面7間、側面5間です。建物は立ちの高い入母屋屋根で近世風です。なかなか美しい!!、内部には本尊の薬師三尊像(重要文化財)を安置されています。

金堂

金堂から東側は、不動堂,大講堂などが立ち並びます。
東端には弁天堂があり、秋は紅葉で美しいそうです。


弁天堂

ここまで来てお腹がすいてきたので、総門前の蕎麦屋で腹ごしらえして、いよいよ上醍醐へ向いました。
下醍醐を通り抜けて女人堂横の入山受付で入山料600円を支払います。「往復で2時間半をみておいてください」と言われちょっとひるみましたが、「なぁーに30分か40分で登れるだろう」と思っていました。
最初は下の写真の様な坂道でしたが、途中からはほとんどが階段です。

登山道

ちょっと甘くみていました。途中何箇所かで写真を写すつもりでしたが、その余裕はありませんでした。
途中で、豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行った千畳敷と呼ばれた場所があります。当時はこの場所に花見御殿が建てられていたそうですが、とても千畳も無いように思います。


醍醐の花見の千畳敷跡

休憩を繰り返しながら、やっと上醍醐の境内に到着しました。ここまで40分ほどかかったでしょうか。
まずは何といっても醍醐寺の名前の由来になった醍醐水です。
醍醐水は、開基聖宝が感得したといわれる今も湧き出る泉です。
写真の建物の前に蛇口があり、コップがおいてあったので飲めるようです。(ちょっと遠慮しましたが)神聖な泉が蛇口から出るのはちょっと幻滅です。。。

醍醐水

醍醐水の左手に清滝宮拝殿(国宝)があります。永享6年(1434年)に再建されました。清滝宮は弘法大師(空海)が唐・長安の青龍寺から勧請した密教の守護神を祀った醍醐寺の鎮守社です。後ろに本殿があるはずですが、見えませんでした。なぜかお賽銭箱が置かれていませんでした。

清滝宮拝殿

さらに登ると薬師堂(国宝)があります。
薬師堂は醍醐天皇の勅願により延喜7年(907年)頃に聖宝(理源大師)により創建されました。現存の堂は保安2年(1121年)の建立です。入母屋造、檜皮葺き。正面5間、側面4間。側面の柱間4間のうち、中央の2間が狭く、前寄りと後寄りの各1間が広いのは珍しいようです。内部に仏像は安置されていないようです。お堂の前が狭く、正面から全体を撮影できませんでしたし、屋根も見れませんでした。あまり大きな建物ではありません。

薬師堂

さらに登って五大堂を拝んで、さらに登ってやっと醍醐山頂(標高450m)に着きました。そこには如意輪堂(重文)と開山堂(重文)が建っていました。ここまでで約1時間かかりました。

如意輪堂

如意輪堂は慶長11年(1606年)に豊臣秀頼により再建されました。元は理源大師(聖宝)により准胝堂とともに建立されたと伝わるそうです。

斜面の上に建っていて、ちょっと危なっかしいですが。。。
 
開山堂

開山堂も慶長11年(1606年)に豊臣秀頼により再建されたものです。内陣の厨子には理源大師(聖宝)坐像など安置されているようですが、確認できませんでした。

ここまで登って来れたことに感謝し、無事に下山させていただけるようにおねがいしました。
ここで15分ほど休憩し、下山しました。

そして下醍醐の西側にある三宝院へ行きました。
三宝院は、醍醐寺の院家(塔頭)です。真言宗醍醐派に属し、修験道当山派本山です。

まずは有名な国宝の唐門です。
桃山時代のもので、三宝院の勅使門です。菊と桐の大きな紋がデザインされています。

唐門

最初に購入した2ヵ所拝観券の残り1枚で入場しました。
正面に大玄関があります。見事な玄関で、内部に期待が膨らみます。


大玄関

しかし、大玄関から内部は完全に撮影禁止です。非常に残念です。
内部(伽藍)は、表書院(国宝),本堂(重文),純浄観(重文),奥宸殿(重文),茶室などが建てられています。
庭は池を中心に美しく、また表書院(国宝)の縁側で庭を眺めながら10分ほどボーっとしていました。
建物もレイアウトが凝っていて順に回るのが楽しかったです。
こちらも秋の紅葉の時期に再度訪れたいですね。

---------------------------
さて昼食は、総門を出て南へ少しの所にある しも村 という蕎麦屋さんへ行きました。
いつものように とろろ蕎麦(950円) を食べました。
蕎麦はもちろん、薄味の出汁が非常に美味しかったです。


しも村

0 件のコメント:

コメントを投稿