2010年10月30日土曜日

興福寺 <世界遺産 国宝> と正倉院展

2010年10月29日 正倉院展の帰りに参拝しました。

まず正倉院展です。
JR奈良駅で割引入場券(900円)を購入し、奈良国立博物館に到着しました。
混雑がわかっていたので金曜日に行ったのですが、入館まで30分並びました。

奈良国立博物館(人の列が三重です)

並び疲れたころにやっと入館しました。中も混雑しています。
順番に見て回りましたがましたが、やはり有名な螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)は素晴らしいです。このような装飾が1200年以上前に作られ、1200年以上もの間綺麗な状態で保存されていたことに驚きです。ちなみに、この琵琶を間近で見るためには30分並ぶ必要があります。

螺鈿紫檀五絃琵琶

ほかに古文書もたくさん展示されていましたが、なぜか鑑真和上のサインなどに鳥肌がたちました。

博物館では正倉院展の他になら仏像館も見ることができました。こちらはその名のとおり、多くの仏像が展示されているのですが、重要文化財を手の届きそうな距離で見ることができ驚きました。

国立博物館を出て昼食を食べ、いよいよ興福寺へ向いました。

興福寺は法相宗の大本山の寺院で、藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺だそうです。開基は藤原不比等で、創建は669年、本尊は釈迦如来です。
現在は世界遺産に登録されています。

今回の目的は 五重塔初層 の特別公開です。東金堂後堂の拝観と合わせて 1000円 です。
まず五重塔(国宝)へ。五重塔は光明皇后の発願で創建されたもので、現存の塔は14266年頃の再建だそうです。高さ50.8メートルで、木造塔としては東寺の五重塔に次ぎ、日本で2番目に高い塔です。

五重塔(国宝)

薬師寺では初層開扉でも外から内部を覗くだけでしたが、ここは中に入れました。
中には如来像4体をはじめ、16体の仏像が安置されています。芯柱の設置部分が見れるようになっていましたが、礎石の上に乗っているだけです。

次に東金堂(国宝)に入りました。

東金堂(国宝)

東金堂には、薬師如来坐像(重文)を中心に、国宝の四天王立像のほか、国宝・重文の仏像が多数安置されています。特に薬師如来坐像はその大きさに圧倒されました。

興福寺はふつうの寺の様に塀がはっきりしないため、なんとなく空き地のあちこちに建物が建っている感じです。現在ちょうど伽藍などの再建が行われているようで、中金堂が再建中で、中門と回廊が基壇整備中でした。中金堂は5~7年後に完成する予定だそうで、非常に楽しみです。

再建中の中金堂

中門の基壇と五重塔

その後、南円堂(重文)と北円堂(国宝)に立ち寄り、三重塔(国宝)を見学しました。

南円堂(西国三十三箇所第9番札所)

北円堂(国宝)


三重塔(国宝)


昼食は、猿沢の池のほとりにある衣掛茶屋でおろしそばとかやくごはんのセット(900円)を食べました。美味しかったのですが、店が面白かったです。池に張り出したつくりになっていて、店内はテーブルが6つぐらいしかなく、非常にこじんまりしていました。

衣掛茶屋

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