2011年12月10日土曜日

高台寺 <重要文化財>

2011年12月5日に参拝しました。

清水寺から産寧坂⇒二年坂を経て到着しました。
高台寺前の「ねねの道」も観光客で一杯です。

台所坂のゆるい階段を登って境内に入ります。

台所坂にある門

高台寺は臨済宗建仁寺派の寺院で、山号は鷲峰山(じゅぶさん)、寺号は詳しくは高台寿聖禅寺と称します。豊臣秀吉の正室である北政所(高台院:ねね)が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院であり、寺号は北政所の落飾(仏門に入る)後の院号である高台院にちなんでいます。釈迦如来を本尊とする禅宗寺院であるとともに、秀吉と北政所を祀る霊廟でもあります。

門を入って左に庫裏があります。

庫裏

ここは非公開のようで、玄関に「夢」と大きくかかれたついたてが立っていました。
庫裏の横の受付で拝観料(\600)を支払います。

庫裏の東側に建つ方丈に入ります。
大正元年(1912年)の再建です。創建当初の方丈は文禄の役後に伏見城の建物を移築したものだったそうです。残念です。
方丈庭園は瓦で龍が作られていました。来年の干支に因んででしょうか???

方丈庭園

開山堂からの方丈

方丈を出て開山堂に向いました。
開山堂には、庭園の池に橋がかかっています。これは観月台(重文)といわれています。

観月台

屋根つき廊の途中にある小規模な建築で、ここから北政所は亡き秀吉をしのびながら月を眺めたといわれています。

庭園を通って開山堂(重文)の前まで着ました。

開山堂

庭園内に建つ入母屋造本瓦葺きの禅宗様の仏堂です。慶長10年(1605年)の建築で、元来、北政所の持仏堂だったものですが、その後、中興開山の三江紹益の木像を祀る堂となっています。

開山堂内の天井(Webから入手)

この堂の天井は、秀吉の御座舟の天井(手前)と、北政所の御所車の天井(奥中央)を用いたものといわれています。(堂内は写真撮影禁止)

開山堂を出て霊屋(おたまや:重文)に向いました。

霊屋

開山堂の東方の一段高くなった敷地に建つ、宝形造檜皮葺きのお堂で、慶長10年(1605年)の建築です。内部は中央の厨子(平素、扉を閉じている)に大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)像を安置し、向かって右の厨子には豊臣秀吉の坐像、左の厨子には正室・北政所の片膝立の木像がそれぞれ安置されていて、約2メートル下に自身が葬られています。厨子の扉には秋草、松竹など、須弥壇には楽器などの蒔絵が施されています。寺に所蔵される、北政所所用と伝える調度品類にも同じ様式の蒔絵が施されており、これらを高台寺蒔絵と呼ばれています。高台寺蒔絵の特色は、金の平蒔絵(文様部分の漆を盛り上げずに、平滑に仕上げたもの)を主体に秋草などの絵画的な文様を描くことにあります。

霊屋から少し登ったところに傘亭(安閑窟:重文)と時雨亭(重文)がありますが、それらについては、下記リンクの{★伏見城の遺構探訪」にアップしています。
http://toujouki.blogspot.com/


このあと、高台寺を後にし、八坂神社でお参りして、京阪祇園四条から帰りました。

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