2011年1月16日日曜日

教王護国寺 (東寺) <世界遺産 国宝>

2011年1月14日に参拝しました。

晴れていますが結構寒い日です。
JR京都駅から歩いて15分ほどで東寺の慶賀門(重文)に到着しました。

東寺は正式名を教王護国寺といい、真言宗総本山のお寺です。
平安京遷都後まもない延暦15年(796年)に藤原伊勢人という人に建立されました。その後弘仁14年(823年)、真言宗の宗祖である弘法大師空海は、嵯峨天皇から東寺を賜り、東寺は国家鎮護の寺院であるとともに、真言密教の根本道場となりました。


慶賀門(重文)

慶賀門を入ると駐車場だったのでちょっとがっかりしましたが、左に国宝の宝蔵が見えてきました。
校倉造倉庫で、実は東寺で現存最古の建造物です。

宝蔵(国宝)

そして宝蔵の向こうに国宝の五重塔が見えます。
五重塔と金堂,講堂のみは有料です。(800円)
五重塔はさすがに現存する日本の古塔中最高の高さ(55m)を誇ってるだけあり、大きいです。
5つの屋根は、法隆寺と違い全て同じ大きさです。
この五重塔は、天長3年(826年)空海によって創建に着手されたが、4回消失していて、現在の建物は寛永21年(1644年)徳川家光によって寄進されたものです。

当日は初層が特別拝観になっていて、女子大生風の女性が五重塔の説明をしてくれました。
初層は4対の仏像が安置されていて、壁面には僧侶の肖像画や鮮やかな色彩だったろう装飾画が描かれています。
興味深いことに、鳥羽伏見の戦いで西郷隆盛がこの五重塔の最上層で戦況を監視していたそうです。

五重塔(国宝)

五重塔の次に国宝の金堂へ向かいました。
金堂は伽藍の中心で、伽藍内で最も早く完成していたようです。しかしその後土一揆で消失し、現在の建物は慶長8年(1603年)、豊臣秀頼によって寄進されたものです。
建築様式は天竺様で、一見2層のようですが内部は一層の広大な空間になっていて、本尊の薬師如来坐像と日光菩薩、月光菩薩が安置されています。正面の中央あたりに両開きの扉のようなものがあるので、ここを開くと薬師如来のお顔が見えるのかもしれません。
一見扉が閉まっていて入れなさそうですが、側面の扉から入れます。
中に入ると冷たい空気に覆われていて、予想外の仏像の大きさに驚きました。

金堂(国宝)

次に金堂北側にある重要文化財の講堂です。
講堂は空海によって昭和承和2年(835年)に完成しましたが、土一揆で消失し、現在の建物は延徳3年(1491年)された単層入母屋造の純和様です。
堂内は大日如来を中心に21体の仏像が安置されていて、弘法大師の密教の教えを表現する立体曼荼羅となっています。

講堂(重文)

講堂を見た後、有料区域を出て食堂(じきどう)で御朱印をいただき、伽藍の正面入り口とも言える重要文化財の南大門へ向いました。他の門と比べると立派ですが、他の有名寺院と比べて意外と小さいかな?

南大門(重文)

その後、国宝の大師堂(西院御影堂)へ向いました。
この建物がある西院は弘法大師の住房だそうです。現在の建物は康暦3年(1379年)の消失後、翌年に再建されたもので、入母屋造りの総檜皮葺です。

大師堂(西院御影堂)(国宝)

その後、西門を出て国宝の蓮華門に向いました。
ここでカメラのバッテリーが切れ、ここからは携帯電話での撮影です。
蓮華門は国宝ですが、その重要さが私にはわかりませんでした。(どこがスゴイの?)

蓮華門(国宝)

東寺には塔頭である観智院があり、その中の客殿が国宝なのですが、入ることができませんでした。残念!!!

今回は五重塔の初層が特別拝観になっているので参拝しましたが、金堂内の張り詰めた空気に一番感動しました。
このあと西本願寺へ行くつもりでしたが、カメラのバッテリーが無くなったため、予定を変更して河内国一宮である枚岡神社へ参拝することにしました。ちょうど近鉄東寺駅が近いし。。。

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